更新履歴
初版
平成29年3月31日 発行
文書修正
- 誤字の正誤表を作成(平成30年7月5日)
第2版
平成31年3月27日 発行
仕様変更
追加
- のりば名(stops.platform_code)を追加。
- 理由:停留所名と独立してのりば名を設定可能にするため。
必須化(JP推奨項目の廃止)
- 運賃(fare_attributes.txt, fare_rules.txt)を推奨から必須に変更。
- 理由:国内の経路検索事業者において運賃は必須情報であるため。
必須化
- 翻訳情報(translations.txt)のうち、よみがな(lang=ja-Hrkt)の設定を必須とした。
- 理由:国内の経路検索事業者においてよみがなは必須情報であるため。
任意化(JP推奨項目の廃止)
- 停留所-標柱の親子設定(stops.parent_station)を推奨から任意に変更。
- 理由:簡易なデータ作成を許容するため。
JP拡張仕様の緩和
- 経路(routes.txt)を、経由違いや途中止まり、往路・復路を同一経路(route_id)にすることを許容。ただし、運賃、系統番号、路線名に違いが無い場合に限る。
- 理由:GTFSにおいて推奨されている往路・復路を同一経路にする方法を許容するため。簡易なデータ作成を許容するため。
運賃定義の経路ID(fare_rules.route_id)を必須から任意に変更。
- 理由:全路線均一運賃制やゾーン制など、経路に関わらず同一な運賃設定を簡易に入力するため。
文書修正
文書構成・全体
- 「標準的なバス情報フォーマット」の動的データへの拡張に伴い全体的に修正。
- 「標準的なバス情報フォーマット」作成の目的、フォーマット作成の手法、データ作成例、付録の各章を廃止し、本文書および各種手引き・ガイドラインに再構成。
- 静的バス情報フォーマット(GTFS-JP)の概要
- 「条件付必須」が任意または必須になっていた誤訳を修正。
- 平成29年1月時点のGTFSリファレンスに基づいている旨を記載。
- 環境依存文字への注意喚起を記載。
- 主キーを明確化し相関図とデータ項目表に追加。
- 日本向け拡張仕様について記載。
事業者情報(agency.txt)
- 1事業者が複数データセットを作成する場合に法人番号に枝番を設定する旨を記載。
- コミュニティバス等における設定方法を記載。
停留所・標柱情報(stops.txt)
- 標柱と停留所の設定パターンを記載。
経路情報(routes.txt)
- Google Mapsにおいてroute_short_nameが優先的に表示される旨を記載。
- 系統番号の、経路名への設定方法、国交省のナンバリングガイドラインに基づく設定方法を記載。
通過時刻情報(stop_times.txt)
- オンデマンドバスの設定例を記載。
提供情報(feed_info.txt)
- 提供組織は委託先業者でも良い旨を記載。
- ダイヤ改正日をfeed_start_dateに設定する旨を記載。
翻訳情報(translations.txt)
- Google Mapsの挙動を踏まえた設定例を記載。
- 日本バス協会の多言語対応ガイドラインに基づく設定方法を記載。