stops.txt version1→version2改定案

論点

  • バス停の親子関係を設定することを、推奨から任意に格下げする。これにあわせて各表現を変更した。
  • バス停名の読みを追加するという案もあったが、多国語対応を考慮するため、現状用いられている translations.txt による設定を引き続き採用する。

4-2-2. 停留所・標柱情報(必須:stops.txt)

停留所と標柱に関する情報を設定します。標柱とはバス停のポールを指し、同じ停留所名称で上りと下りにポールがある場合やターミナル等で複数のポールがある場合は、それぞれ別の標柱として認識します。また、複数の標柱をまとめる概念として停留所を定義します。停留所を一つの代表点として記述することも、標柱ごとのデータを整備することも可能です。後者の場合、停留所と標柱は、停留所・標柱区分[location_type]で区分するとともに、標柱は親停留所情報[parent_station]に停留所・標柱IDを設定し停留所に紐づけます(図表 5参照)。複数の標柱を停留所にまとめることは必須ではありませんが、停留所としてまとめない場合、同じ停留所に属する標柱が同一の停留所として認識されないため、停留所を設定しまとめることを推奨しますが望ましいです。

また、緯度経度情報については、経路検索が任意の場所から任意の場所への検索が主流となってきていることを鑑み必須としていますが、経路検索事業者によっては緯度経度の設定がなくても受け付ける場合もあります。

図表 5 停留所と標柱の考え方
フィールド名日本語名区分日本のバス向けの設定項目(Version 1)Version 2(案)
stops.txt停留所・標柱情報必須標柱を束ねる「停留所(東京駅、市役所前等)」と「標柱(東京駅1番のりば、市役所前駅方向等)」とを定義し、「停留所」と「標柱」は、停留所・標柱区分[location_type]で区分するとともに、「標柱」は親停留所情報[parent_station]により「停留所」に紐付けることを推奨する。停留所の名称や位置情報を記述する。
標柱を束ねる「停留所(東京駅、市役所前等)」と「標柱(東京駅1番のりば、市役所前駅方向等)」とを分けて記述出来る。この場合、停留所・標柱区分[location_type]で区分するとともに、「標柱」と「停留所」の親子関係を標柱の親停留所情報[parent_station]により設定する。
★stop_id停留所・標柱ID必須事業者が内部的に使用しているコードをそのまま設定する等、名称等が変更された場合でもIDは引き継ぐことを推奨する。変更なし。
stop_code停留所・標柱番号任意駅ナンバリングに相当する旅客向けの記号・番号を停留所や標柱が持っている場合は当該番号を設定。旅客案内用の記号番号であることに留意。該当がない場合は省略。変更なし。
stop_name停留所・標柱名称必須標柱は、標柱番号や行き先・方面等を記載する必要がある場合を除き、基本的に停留所名と同一とする。また、同一の漢字で読みが異なる停留所がある場合は、翻訳情報(translations.txt)での変換を考慮し、主要でない停留所によみがなを付す。【例:新宿(にいじゅく)】停留所や標柱の名称を設定する。標柱名称は、標柱番号や行き先・方面等を記載する必要がある場合を除き、基本的に停留所名称と同一とする。また、同一の漢字で読みが異なる停留所がある場合は、翻訳情報(translations.txt)での変換を考慮し、主要でない停留所によみがなを付す。【例:新宿(にいじゅく)】
stop_desc停留所・標柱付加情報任意停留所や標柱に隣接する施設等に関する付加情報を設定。(例:市役所前停留所の最寄りに市民会館がある場合、市民会館が最寄りである旨等)変更なし。
stop_lat緯度必須標柱は標柱が設置されている場所の緯度経度を国土地理院HP等から取得、またはGPS機器を用いて実測し設定。停留所は、代表地点が定められる場合はその地点の緯度経度、特段の代表地点がない場合は代表的な停留所の緯度経度または、親停留所情報[parent_station]で紐付けた標柱の緯度経度を平均した数値を設定。変更なし。
stop_lon経度必須
zone_id運賃エリアID任意標柱の場合のみ設定可。運賃を案内する場合は必須。均一制の場合、運賃エリアを設定。対キロ制の場合、標柱IDを設定。[location_type]を設定した場合、標柱の場合のみ設定可。運賃を案内する場合は必須。均一制の場合、運賃エリアを設定。対キロ制の場合、標柱IDを設定。
stop_url停留所・標柱URL任意停留所・標柱に特化した情報(時刻表やバスロケ等)を案内するための特定のURLがある場合設定。停留所や標柱に紐づくURLがない場合は省略。変更なし。
location_type停留所・標柱区分推奨→任意(Version 2)登録するデータが、停留所なのか標柱なのか設定。停車時刻を設定できるのは標柱のみであることに留意。
 0:標柱
 1:停留所
登録するデータが、停留所なのか標柱なのか設定。値を設定した場合、停車時刻を設定できるのは標柱のみであることに留意。
 0:標柱
 1:停留所
parent_station親停留所情報推奨→任意(Version 2)停留所-標柱の関係を設定することを原則とし、登録するデータが標柱([location_type]=0)の場合、当該標柱が属する停留所([location_type]=1)の停留所ID[stop_id]を設定。停留所-標柱の関係を設定する場合は、登録するデータが標柱([location_type]=0)の場合、当該標柱が属する停留所([location_type]=1)の停留所ID[stop_id]を設定。
stop_timezoneタイムゾーン任意
(不要)
省略した場合、タイムゾーン[agency_timezone(agency.txt)]が設定されるため、日本は設定不要。" 省略した場合、タイムゾーン[agency_timezone(agency.txt)]が設定されるため、日本は設定不要。変更なし。
wheelchair_boarding車椅子情報任意
(不要)
指定した停留所・標柱における車椅子による乗車の可否を設定。バスの場合、停留所・標柱ではなく車両に依存するケースが多いため、当該停留所・標柱に停車するすべての車両が車椅子対応可能な場合で、かつ明確に当該停留所・標柱において車椅子の対応が不可であるようなケースを除き、設定を推奨しない。変更なし。