国土交通省海事局は、経路検索サービスにおけるフェリー・旅客船航路情報の充実、及び「MaaS」等新たなモビリティサービスの進展を見据え、多数の関係者間における航路情報の共有を図るため、航路事業者自身による航路情報の標準化・オープンデータ化の促進に取り組んでいるところ、本年3月、全国3カ所で「フェリー・旅客船航路情報の標準化・オープン化セミナー・講習会」を開催します。
https://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji03_hh_000135.html
2020年3月2日に鹿児島県庁で開催予定だった、上記の「フェリー・旅客船航路情報の標準化・オープン化セミナー」がコロナウイルスの影響で中止となり、東京大学生産技術研究所においてオンライン開催となったため、その講演などを掲載します。
このセミナーは、国土交通省海事局内航課にて2018年度から取り組んでいる「標準的なフェリー・旅客船航路情報フォーマット」の普及を目指して開催するもので、船舶事業者が国交省が開発(受託・ジョルダン株式会社)したツールを用いてデータ整備することを目指すものです。
セミナーでは、東京大学の伊藤より先行して整備が進んでいる路線バスのGTFSオープンデータについて紹介し、その後、事業者の取り組みや国交省の担当者からの事業の説明、ジョルダン株式会社からのツールの説明などが行われました。